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呼吸器内科

埼玉県入間市の寺師医院では、長引くせきや息切れ、胸の苦しさといった呼吸器の不調に幅広く対応しております。当院は1948年の開院以来、4代にわたって地域の皆様の健康を見守り続けてまいりました。特に呼吸器診療においては、大学病院などで培った知見を活かし、呼気NO(一酸化窒素)検査や肺機能検査などの専門的な検査体制を整えているのが特徴です。

「この咳は風邪なのか、それとも喘息なのか」「少し動くだけで息が上がるのは、肺が悪いのか心臓が悪いのか」といった不安を抱える患者さんは少なくありません。私たちは、丁寧な問診と正確な診断を通じて、お一人おひとりの症状の原因を根気強く探ります。内科全般の知識に加え、漢方専門医としての視点も取り入れ、西洋医学だけでは解消しにくい長引く不調にも寄り添います。

入間市駅からお車で通院しやすいよう、18台分の広々とした駐車場を完備しておりますので、息苦しさを感じている方やご高齢の方も安心してご来院いただけます。地域の「街の相談窓口」として、まずはじっくりとお話をお伺いすることから始めさせていただきます。どうぞお気軽にご相談ください。

呼吸器内科で診る症状

呼吸器内科は、鼻からのど、気管、気管支、そして肺へと続く「空気の通り道」に関するトラブルを専門に扱う診療科目です。日常的に起こりやすい症状の中にも、重大な病気が隠れていることがあります。

長引くせき(2週間以上続く咳)

風邪が治ったはずなのに咳だけが止まらない、夜間や明け方に激しく咳き込むといった症状は、呼吸器内科で最も多いご相談の一つです。単なる風邪の後の咳(感染後咳嗽)だけでなく、咳喘息やアトピー咳嗽などが原因となっているケースが多々あります。

息切れ・息苦しさ

階段を上がるときに以前より息が切れるようになった、深呼吸がしにくいといった症状は、肺機能の低下や気道の狭窄を示唆しています。心臓の病気が原因である可能性も考慮し、当院では慎重に鑑別診断を行います。

息切れの症状についての詳細は「息切れ」のページを参照してください。

痰(たん)・血痰

痰が喉に絡んで不快な思いをしたり、色が黄色や緑色に変わったりする場合は、気道で炎症が起きているサインです。また、痰に血が混じる「血痰」は重大な疾患の予兆である場合があるため、早急な検査をお勧めします。

喘鳴(ぜんめい)

呼吸をするたびに「ゼーゼー」「ヒューヒュー」といった音が聞こえる状態です。これは気管支が狭くなっていることを意味し、気管支喘息やCOPDなどの代表的な症状です。特に横になったときに強く感じる場合は注意が必要です。

その他の気になる症状

  • 胸の痛みや圧迫感
  • のどの違和感やイガイガする感じ
  • 睡眠中の激しいいびきや呼吸停止
  • 微熱が長く続いている

のどの痛みを伴う場合は「のどの痛み」のページも併せてご覧ください。

呼吸器内科で診る病気

当院の呼吸器内科では、一般的な感染症から慢性的な肺疾患まで、幅広く診療を行っています。適切な治療のためには、病気の状態を正しく把握することが第一歩となります。

気管支喘息(ぜんそく)

空気の通り道である気道が慢性的に炎症を起こし、過敏になっている状態です。ダニやハウスダスト、冷気、ストレスなどが刺激となり、気道が狭くなって咳や喘鳴、息苦しさを引き起こします。治療には、発作を防ぐための吸入ステロイド薬を中心とした継続的な管理が不可欠です。

COPD(慢性閉塞性肺疾患)

主に長年の喫煙が原因で、肺胞(酸素を取り込む組織)が壊れたり、気管支に炎症が起きたりする病気です。以前は「肺気腫」や「慢性気管支炎」と呼ばれていました。ゆっくりと進行するため自覚症状が出にくいのですが、早期に治療を開始することで、健康な人と変わらない生活の質を維持することを目指せます。

咳喘息(せきぜんそく)

喘鳴や呼吸困難はなく、乾いた咳だけが長く続く病気です。風邪の後に移行することが多く、放置すると本格的な気管支喘息に進行する可能性があるため、適切な治療介入が必要です。呼気NO検査によって診断がつきやすい疾患でもあります。

肺炎・気管支炎

細菌やウイルスが肺や気管支に感染して炎症を起こします。高熱や激しい咳、黄色い痰などが特徴です。特にお年寄りの場合は、熱が出にくく「なんとなく元気がない」といった症状だけで肺炎が進行していることもあるため注意深く観察する必要があります。

発熱を伴う場合は、周囲への感染防止のため「発熱・風邪症状の診療について(発熱外来)」のページを事前にご確認ください。

睡眠時無呼吸症候群(SAS)

睡眠中に何度も呼吸が止まったり、浅くなったりする病気です。日中の強い眠気や集中力の低下を招くだけでなく、高血圧や心筋梗塞のリスク因子となることが知られています。なお、現在当院では検査を実施していないため、必要に応じて対応(検査)が可能な医療機関をご紹介いたします。

アレルギー性疾患

花粉や特定の物質に対するアレルギー反応が呼吸器症状として現れることがあります。当院ではアレルギー検査も実施しており、症状のコントロールを図ります。

アレルギー性鼻炎等については「花粉症・アレルギー性鼻炎」のページを参照してください。

呼吸器内科に関する検査

寺師医院では、目に見えない気道の状態を数値化し、客観的なデータに基づいて診断を行うための機器を導入しています。

呼気NO(一酸化窒素)検査

吐き出した息の中に含まれる「一酸化窒素」の濃度を測定します。気道にアレルギー性の炎症があるとこの数値が高くなるため、喘息や咳喘息の診断、治療薬の効果判定に非常に有用です。装置に数秒間息を吹き込むだけの簡単な検査で、お子さんでも受けていただけます。

肺機能検査(スパイロメトリー)

肺から出入りする空気の量やスピードを測定し、肺の元気度や肺年齢を調べます。COPD(慢性閉塞性肺疾患)の診断には欠かせない検査です。どれくらい息を吸えるか(肺活量)、どれくらい勢いよく吐き出せるか(一秒量)を評価します。

胸部X線(レントゲン)検査

肺全体の形や、影の有無を確認します。肺炎、肺結核、肺がん、気胸などの疾患を早期に見つけるために行われます。また、心臓の大きさを確認することで、息切れの原因が心不全などの心疾患によるものではないかを判断する手がかりにもなります。

血液検査

体内の炎症反応の強さを確認するほか、アレルギーの原因物質(アレルゲン)を特定するための検査を行います。また、貧血などが原因で息切れが起きているケースもあり、全身状態を把握するために重要です。

呼吸器内科についてのよくある質問

Q1.咳が2週間以上続いていますが、受診したほうがいいですか?

A1.はい、ぜひ受診してください。2週間以上続く咳は、自然に治る風邪ではない可能性が高くなります。咳喘息や感染症、ときには肺の深刻な病気が隠れていることもあります。早めに原因を特定して治療を始めることで、日常生活への影響を最小限に抑えることができます。

Q2.息切れが肺のせいなのか心臓のせいなのか分かりません?

A2.確かに肺と心臓の病気は似たような症状を出すことが多いため、判別が難しいものです。当院では、胸部レントゲンや血液検査、肺機能検査などを組み合わせて多角的に診断を行います。もし精密な心機能検査が必要と判断した場合は、速やかに専門病院をご紹介いたしますのでご安心ください。

Q3.漢方薬で喘息や咳を治療することは可能ですか?

A3.可能です。ただし、喘息の治療においては、気道の炎症を抑える西洋医学的な治療(吸入薬など)がベースとしてどうしても不可欠となります。
※当院には漢方専門医が在籍しており、これら西洋医学の標準治療と並行しながら、体質を改善するための漢方処方を行うことができます。「吸入薬を使っても咳がすっきり取れない」「体力をつけて発作を減らしたい」といったご要望にも、東洋医学の知見を活かしてお応えします。

当院の呼吸器内科診療について

入間市の寺師医院における呼吸器内科診療は、単に病気を治すことだけを目的とはしていません。患者さんが日々、苦しさを忘れて穏やかに呼吸ができるようになることを一番に考えております。

私たちは、以下のようなアプローチで診療に取り組んでいます。

「心臓か、肺か」を見極める確かな鑑別

息切れや動悸といった症状は、呼吸器の問題だけでなく、循環器(心臓)の問題から起きている場合もあります。当院では内科全般を広く診療している強みを活かし、「何科に行けばいいかわからない」という患者さんの迷いに答えを出します。必要に応じて周辺の基幹病院とも強固な連携をとっており、スムーズな紹介体制を整えています。

専門的な検査機器による「見える化」

咳や苦しさは目に見えませんが、呼気NO検査などの数値を活用することで、炎症の状態を患者さんと一緒に共有することができます。自分の状態を数値で把握することは、治療への前向きな気持ちにもつながります。当院では、お一人ずつ丁寧にお話を伺いながら、これらのデータを活用して最適な治療法を提案いたします。

漢方専門医によるオーダーメイドの処方

毎週月曜日には漢方専門医による専門外来を行っております。長引く咳や、風邪を引きやすいといった体質のお悩みに対し、お一人おひとりに合わせた漢方薬を組み合わせることで、西洋医学だけでは補いきれない部分をゆっくりと整えていきます。これは、当院ならではの大きな強みです。

漢方診療の詳細は「東洋医学科」のページをご覧ください。

地域に根ざした安心の医療体制

当院は、家族皆様で通っていただけるアットホームな雰囲気を大切にしています。呼吸器の病気は長期的なお付き合いになることも多いため、何でも気軽に話せる雰囲気づくりを心がけています。駐車場も広く、皆様の「一番身近な相談相手」であり続けたいと考えています。

「せきが長引く」「少し動くと息が上がる」など、気になる症状がある時は、いつでもお気軽にお越しください。当院では、大学病院などで培った呼吸器専門のノウハウをベースにしながらも、決して敷居は高くせず、誰もが気軽に相談できる身近な診療を心がけています。入間市近隣の皆様が安心して毎日を過ごせるよう、スタッフ一同、誠心誠意サポートさせていただきます。

受診をご検討の方は「はじめての方へ」のページもご一読ください。

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